アタラシイを生み出すための挑戦と応援をつなぐメディア

「Makuake」プロジェクトはこうして生まれる!応援購入ドキュメンタリーvol.2〜審査・プロジェクトページのフィードバック編〜

日々、約30〜40ものプロジェクトがスタートする「Makuake」。一つひとつのプロジェクトには熱い想いを持って挑戦する実行者と彼らをサポートする「Makuake」スタッフの存在がある。そして、それぞれのドラマがある——。

前回から始まった「応援購入ドキュメンタリー」は、プロジェクトの裏側に迫る連載企画。キュレーターとの初回打ち合わせから審査、プロジェクト開始、そして一般販売までの一連の流れを全5回に分けてお届けします。

今回はvol.2。意外と知られていない「Makuake」の3回の審査について、そして、より魅力的なプロジェクトページを作るためのキュレーターからのフィードバックについてを可能な範囲で紹介!

※今回の連載企画にご協力いただいたのは株式会社太陽さま。「Makuake」サポーターにはお馴染みの「ヒツジのいらないシリーズ」最新作のプロジェクトとなります

※本内容は2023年2月時点における株式会社太陽さま向けのサポート内容となります
※当初の予定はvol.5が本連載の最終回でしたが、vol4と5の内容を1本にまとめております

そもそも、「Makuake」の審査とは?

前回のvol.1では、実行者である株式会社太陽さまと「Makuake」キュレーターとの初回打ち合わせの様子をお伝えしました。ただし、「Makuake」プロジェクトに伴走するのはキュレーターだけではありません。

今回のvol.2で登場する「審査担当者」もまた、陰ながらプロジェクトを支えています。「Makuake」には、この審査だけを専門にしているチームがあるほど重要な存在なんですよ。

その役割は、一言でいうと「Makuake」のサービス品質を担保すること。実行者ができる限り安心して商品を提供できるよう、またサポーターが健全なお買い物を楽しめるよう、すべてのプロジェクトにおいて3回の審査をおこなっています。

大前提、「Makuake」は"アタラシイものや体験の応援購入サービス"として、プロジェクトを通じて新しい挑戦を実現される実行者と、その挑戦の背景や想いを理解し、応援の気持ちをもって購入されるサポーターが集まるプラットフォームです。

「買ってすぐ届く」一般的なECとは違う、受注生産型のお買い物サービス。そのため、応援購入をしてからリターンが届くまでは「お待ちいただく時間」が発生します。「Makuake」は両者をつなぐ場であり、サポーターはこの「待つ時間」も応援購入体験の一部と理解して、楽しんでいただいています。

一方、サポーターに待っていただく間、実行者には発表したプロジェクトのリターンを責任を持って商品化、発送していただきます。

この一連の過程を、「Makuake」はキュレーターをはじめ、この後に紹介する「審査担当者」も含めて、健全な状態で進められるようサポートしています。

私たちのサポートは、いわば、「Makuakeを通して実行者とサポーターの両者が約束を守り、ともにつながり、健全にリターンを提供すること」を実現するためのものであり、そのために必要な組織体制を整え、日々サービスを運営しています。

①取引先審査(一次審査)

今回の場合、確認した書類は株式会社太陽さまの「履歴事項全部証明書」「印鑑証明書」の二点。問題なく「Makuake」でプロジェクトをご実施いただけるか否かを審査担当が判断します。

②実現性審査(二次審査)

今回の場合、確認した書類は「申込書」「同意書」「外注先からの見積書」の三点。株式会社太陽さまからの第一入稿で設定されているリターンをしっかりと供給できる体制か否かを、①とは別の審査担当が判断します。

株式会社太陽さまが、今回の「ヒツジのいらない枕-マジックドーム-」によってどのような“アタラシイ(新規性)”を生み出そうとしているのかも確認します。

③プロジェクトページのフィードバック

②の実現性審査と同時にキュレーターがおこなっているのが、第一入稿の添削。タイトルや構成のアドバイスなど、より魅力的なプロジェクトページに改良すべく知恵を絞り、フィードバックします。

担当キュレーターの鈴木楓氏に、今回のフィードバックのポイントを4つ教えてもらいました!

ポイント①

「言うまでもなく、タイトルはもっとも重要な要素の一つ。とにかく脱力感、気持ちよさが連想できるようなタイトルを私からも2案提示させていただきました!」

ポイント②

「初回の打ち合わせで伺った、本商品の独自性の一つである『安心感のある重量』についての記載がありませんでした。『程よい重量』だけではイメージが湧きづらいため、重量があるからこそ『ズレにくく密着しやすい』というメリットを含めて追記をお願いしました」

ポイント③

「初回の打ち合わせで伺った、定性目標=寝室以外でも活躍したいという点について、川嶋さまが仰っていた『ヒツジが寝室を飛び出した!』という言葉が大変キャッチーだと感じたため、ページ中盤への追記をお願いしました」

ポイント④

「多くのサポーターが気になるであろうカラーバリエーションについての記載がページの終盤にあったため、ページ上部に移動するようお願いしました。『Makuake』はスマホユーザーが大半。伝えたいポイントはできるだけ早く見せてあげるなど、スマホに最適化した構成を意識する必要があります!」

④表記審査(最終審査)

③でキュレーターがフィードバックした内容を株式会社太陽さまにて検討、反映していただき、最終入稿をいただいたら最後の審査です。

この審査は、主にプロジェクトページに記載されている内容のエビデンスの確認。「シリーズの累計販売個数・ユーザー数・販売金額」「特許申請」「耐久性試験結果」「消臭性試験結果」さらには、「他者が著作権を持つ写真の使用許可」などを提出いただき、プロジェクトページとの整合性を確認します。

社内では「この表現を認めるためにはどのようなエビデンスが必要なのか?」と、キュレーターが審査担当に確認することもしばしば。

以上のプロセスを経て、本日2月10日18時にスタートした株式会社太陽さまの新プロジェクト。次回vol.3では、開始の瞬間に密着したドキドキの様子をお届けします!

https://www.makuake.com/project/taiyo25/
【2秒で脱力!?】ぷにょんぽにょんと密着!心がほぐれる新感覚の気持ちよさ!